東京ジュニアの目的

今の学生リーグでは、年間の公式戦はわずか数試合。勝ち進んで全日の決勝
まで行ったとしても、10試合程度。これでは、下級生は試合に出場するチャンス
など無いに等しい。3、4年になるまでストイックに練習だけを重ねたってつまらない。

そこで、新入生にもラクロスの楽しさと難しさを知ってもらおう、というのがそもそもの
趣旨であった。しかし、これは年と共に少しずつ変化を遂げてきている。現時点では、

新入生(いわゆるジュニア)の目的
・ルールを覚える
・練習と試合を結びつけ、日々の練習の中で実戦を意識できるようにする
・レベルの高いチームと試合をすることで、技術を盗み取る

OB(いわゆるシニア)の目的
・コーチの補佐役として、実戦の中で新入生を指導する
・試合を成立させるためのリード役
・現役とOBの橋渡し役

といった所であろうか。

しかし、ジュニアの年齢は毎年同じ(平均年齢19.5歳)なのに対し、今のところシニアは
メンバーが固定されてしまっており、年々歳を取っていく(平均年齢31歳位)のは結構つらい
と共に、意外に面白い。
我々シニアの本当の目標は、ジュニアを卒業したプレーヤーが、OBとしてまたジュニアに
参加する「一粒で2度おいしいクラブチーム」に育てていくことかもしれない。

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